【DIY】サブバッテリーを搭載 ~ハイエース快適化~

ハイエースのサブバッテリーシステム

どーもレガです!

車中泊に必ず必要となる電気。

夜間の照明やスマートフォンの充電など軽い電気使用から、冷蔵庫や電子レンジのような大電流が必要な用途まで様々な場面で必要になってきます。

車の電気の確保問題は、多くの方が悩まれている問題だと思います。

そこで、DIYで製作した我が家のハイエースの、サブバッテリーシステムについて紹介していきますので、参考になれば嬉しいです♪

車中泊の電源確保ってどうするんだろ?

サブバッテリーシステムを構築しよう!

ということで本記事は「【DIY】サブバッテリーを搭載 ~ハイエース快適化~」について書きました。

この記事がおすすめな人
  • サブバッテリーを載せたい人
  • 電気の確保に悩んでいる人
  • いつでもどこでも電気製品を使いたい人
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車の電源確保の方法は?

キャンピングカーでの電源確保には、下記の方法が考えられます。

  • ポータブル電源を使用する度に積み込む
  • キャンプ場などの電源サイトを利用する
  • エンジンをかけて車の電気を使う
  • サブバッテリーシステムを組む

ポータブル電源は使うたびに充電が必要で、バッテリー残量を気にしながら使うのはストレスだし、電源サイトの使用だと電源供給設備のあるキャンプ場などを探さないといけないので、行動範囲が制限されてしまいます。

そこで考えたのはソーラーシステムを組んでソーラーパネルで発電し、サブバッテリーから電源を取るという方法です。

この方法ならどこにいても、日が昇っていれば勝手に充電してくれるのでストレスフリー♪

一度システムを組めば、バッテリー寿命が来るまでノーチャージ♪

寿命が来たらバッテリーを乗せ換えるだけ!

サブバッテリーとは?

「そもそもサブバッテリーって何?」という方もいるかもしれないので、簡単に解説します。

車には基本的に、1台につき1つのバッテリーが搭載されています。

サブバッテリーは、この標準装備のメインバッテリーとは別に、車中泊やバンライフの際に使用する電気を確保する目的で搭載するバッテリーのことです。

車のバッテリーが上がる心配がなくなる♪

外出先で電化製品を使うキャンピングカーには電気が必須なので、多くのキャンピングカーにはこのサブバッテリーが搭載されています。

キャンピングカーは照明などの電気装備を充実させればさせるほど、多くの電力をサブバッテリーから使い、さらに電子レンジなどの大きな電力を使う製品は、一度に大放電しても耐えられる性能のバッテリーが求められます。

そのためキャンピングカーには通常のカーバッテリーとは異なり、ディープサイクルバッテリーという深い放電にも耐えることができるバッテリーが主に使われています。

我が家のハイエースにもこのディープサイクルバッテリーを、サブバッテリーとして2つ搭載しています。

2つ搭載することで、1つの時よりもより多くの電気を使うことが可能に♪

ハイエースのサブバッテリーシステム
ディープサイクルバッテリー

バッテリーは寿命を延ばすために、過放電や過充電といった負荷を出来るだけ避けなければなりません。

可能な限り、11.5Vを下回らないように使用することで長く使うことが出来ます。

11.5Vを下回るような過放電状況になる場合は、使用を停止した方が賢明!

最適なバッテリー電圧の目安は12.6~12.8Vになりますので、この範囲で普段は維持できるようにしましょう。

バッテリー選定

自分の使用する機器に必要なだけの電力をまかなえる容量のバッテリー選択が重要です。

例としてざっくりと計算してみます。

装備品消費電力(W)消費電流(A)
冷蔵庫332.75
テレビ201.67
FFヒーター252.08
LEDライト(照明)121

上の表の装備で、テレビと照明を18時~22時(4h)まで使用して、冷蔵庫とFFヒーターを18時~翌朝8時(14h)まで使用したと仮定します。

テレビと照明:(1.67+1)×4時間=10.68Ah

冷蔵庫とFFヒーター:(2.75+2.08)×14時間=67.62Ah

合計10.68+67.62=78.3Ah

この計算だと、115Ahのサブバッテリーで実質使える容量が7~8割程度と仮定すると、バッテリー1つで1泊出来るくらいの容量ということになります。

私の使い方だと電子レンジ冷蔵庫テレビFFヒーター照明といった機器をメインに使用するので、電子レンジの大電流にも耐えうるように余裕を持たせて、サブバッテリー2つを並列で接続することにしました♪

選んだバッテリーはACデルコのM31MF

バッテリーの寿命は使い方にも大きくよりますが、3年前後というのが一般的なので、今後定期的に買い替えとなることも想定して、値段が安くコスパの良いこのバッテリーを選定しました。

サブバッテリーシステムを組んでいる多くの車には、このバッテリーが良く使われている印象です。

値段と性能のバランスが良く、評判も良いので迷ったらこれを買っておけば間違いないと思います♪

バッテリーサイズに合わせて、収納場所のソファベッドも設計し製作しました。

キャンピングカーでの使用

ソーラーパネルを使ったオート充電

充電方法はハイエースの屋根に乗せたソーラーパネルで発電した電気を、チャージコントローラーを通してサブバッテリーに充電しています。

ソーラーパネルは100Wを2枚、チャージコントローラーは充電効率の良いMPPT方式を採用。

このシステムで冷蔵庫を1日中つけたまま、YouTubeを見たり電子レンジを使ったりしても大丈夫です。

ソーラー充電を行うことで、常にバッテリーを満充電に近い状態に保てるので、バッテリー寿命も長く伸ばせます。

ハイエースのソーラーパネル
ソーラーパネル×2
Bluetooth接続可能なチャージコントローラー
スマホとBluetooth接続可能なチャージコントローラ

サブバッテリーやソーラーパネルなどを取付けてDIYカスタムをたくさんしていますが、車検も問題なく合格しています。

上の写真の青いコントローラ(eBox-BLE-01)は、スマートフォンとBluetooth接続できる機器です。

接続するとスマホで、充電状況やバッテリー残量などのデータを確認することができ、離れた場所にいても現在の状況がわかるようになるので便利です。

インバーターで100V出力

一般家庭用の電気機器を使用するためには、バッテリーのDC12VからAC100Vへ変換できるインバーターという変換器が必要になります。

電子レンジを使用するには品質の高い正弦波を出力するインバーター(正弦波インバーター)を導入しなければなりません。

電子レンジは正弦波インバーターでないと動作しない。

正弦波インバーターは少々値段が高いのが欠点ですが、色々と探したところ良いのが見つかったのでこちらを購入。とてもしっかりとした作りで、良かったです。

ハイエースに搭載した正弦波インバーター
とても大きくずっしりと重たいです

このインバーターをバッテリーのプラスとマイナスに繋ぐと、100Vで出力可能になり家電製品が使用できるようになります。

出力口が1ポートだけで使い勝手が悪かったので、自分で配線処理を行い、ケーブル延長・3口のコンセント増設をしました。

これで車中泊の使い勝手が格段にアップ♪

ハイエースの増設したコンセント
増設したコンセント (左の丸い機器はFFヒーター用の一酸化炭素警報機)

定格2500W最大5000W の出力が可能なインバーターなので電子レンジも軽々と動いてくれます。

これでドライヤーや電気ケトルの使用も可能!

車中泊の朝、お湯を沸かして淹れたてのコーヒーを飲みながら綺麗な景色を眺める。

何とも言えない至福の時間♪

ハイエースにサブバッテリー搭載:まとめ

この記事は「【DIY】サブバッテリーを搭載 ~ハイエース快適化~」について書きました。

サブバッテリーがあるだけで、車中泊や車旅の質がワンランクアップします。

お昼にお弁当を温めたり、夜に映画を観たり、冷蔵庫でお土産をキープしたりできるようになるので、活用の幅はとても広いです。

ポータブルバッテリーが近年の流行りではありますが、今回紹介した方法であればメンテナンスフリーなので手間がかからない点もおすすめです。

災害時などで停電し、自宅で充電できなくなってもソーラーパネルと組み合わせていれば、自動で充電されるので災害対策にもなります。

第2の家!

サブバッテリーの搭載を考えているのであれば参考になれば嬉しいです。日常とは違う特別な時間を味わわせてくれるキャンピングカー、最高です!

この他にもハイエースに関する記事を色々と書いていますので下のボタンからどうぞ!

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