どーもレガです!
車中泊するときも家のように広いベッドでのびのびと寝たい!
でも、常設ベッドだとスペースがつぶれてしまう…こんな悩みを解決するために収納可能なベッドを製作しました。
車内の居住スペースは確保しつつ、寝床も確保するといった一石二鳥な内容ですので参考になれば嬉しいです♪
荷物や人を載せるスペースは確保しつつ、ベッドを設置できないかな?
収納出来るオリジナルベッドを作ってみたよ!
ということで本記事は「【DIY】収納出来るベッドを自作 ~ベッドキットを作ってハイエースで車中泊~」について書きました。
- 車中泊&バンライフのベッドを製作したい人
- 広いスペースで車中泊したい人
- 普段はベッドをたたんでおきたい人
- 車内の居住空間はそのままにベッド展開したい人
- 費用を抑えて自作したい人
ベッドスペースの確保
ベッド製作をするにあたり一番悩んだのが、どこにベッドを設置するかです。
よくあるハイエースのベッドは、購入したベッドキットを荷室に常設する方法や、荷室にマットを敷いてそのまま寝る方法、荷室の片側に2段ベッドを展開する方法などがあると思います。
既製品としてもこのような商品が販売されています。⇓
はじめはこれらの設置方法も候補ではあったのですが、”荷室は居住スペースとして広い空間を確保したい”という強い思いがあったので、荷室ではなくセカンドシートを折りたたんだ上にベッドを自作することにしました。
この方法を取れば、荷室スペースを確保しつつ、普段セカンドシートがある位置がすべてベッドになりますので、とても広い居住空間を作り出すことが可能になります。
寝ている人と起きている人の区分けも可能♪
2人以内で旅する方は、常設しておけばめちゃくちゃ広いスペースが確保できるので、バンライフのように車を拠点としている場合などにも有効な手段となります。
以前製作したソファベッドは、大人1人が寝れる程度のスペースでしたが、今回のベッドでは大人3人は寝ることが出来るのでこれだけで4人分の就寝スペースが確保できることになります。
ハイエース用ベッドの自作
用意するもの
ベッド製作に必要なものは下記のリストの通りです。
- コンパネ 2枚
- 合成皮革(フェイクレザー)
- ウレタンフォーム
- イレクタージョイント&パイプ (J-103 長さ:600㎜パイプ)
- ビス (3.5×16㎜)
- タッカー
- サンドペーパー
- ミシン (なくても良い)
- 電動工具(丸ノコ、電動ドリル、ディスクグラインダー)
コンパネはホームセンターで購入し、その他の材料はネットで注文しました。
車中泊用ベッドの作り方
構造はとてもシンプルです。
コンパネをベッドフレームとして、ウレタンフォームをマット代わりに挟み、仕上げに合成皮革で包むといった形です。
コンパネ1枚板ではサイズが大きすぎて収納が出来ないので、2分割式の折りたたんで収納できるベッド仕様に製作していきます。
1.ベッドフレームを作る
まずはベッドフレームとなるコンパネを切り出します。
ホームセンターで売られている、一般的なコンパネのサイズは1800×900×12mmです。
これをカットします。
カット後はささくれが出るのでサンドペーパーで軽く角を丸めておくと安心です。
2分割式のため、このベッドフレームを2セット作っていきます。
大型のホームセンターであれば、無料カットサービスをしてくれる店舗もあるので、丸ノコが無い方はカットを依頼するのもおすすめです。
2.ウレタンフォームの取付け
次にベッドのマット(クッション)代わりとなるウレタンフォームを、ベッドフレームのサイズに合わせてカットします。
カッターナイフで切ることも可能ですが、切りくずがたくさんボロボロと出るので、はさみで切る方が無難です。
ベッドフレームよりも若干大きめにカットしておくと、後に貼る合成皮革が角で破けるのを防げます。
さらにフカフカのベッドにしたい方は、多めにクッション材を入れるとより良いです。
3.合成皮革貼り
ベッドフレームにウレタンフォームを載せて、その上から合成皮革を貼っていきます。
すべて同色では味気ないので、ブラックとブラウンのツートンカラーにしてみました。
ツートンにする方法は2色の合成皮革を重ねて、ミシンで一直線に縫うだけなので簡単♪
合成皮革は、ベッドフレームを包み込むようにしてフレーム裏側をタッカーで留めるため、大きめにカットします。
裏側は普段見えないのでかなり大きくカットしました。
角部分は折り込んで、しわが寄らないように注意しながら貼っていきます。
合成皮革を貼る際は、強めに引っ張りながら貼るとしわが寄りにくい。
以前床張りを行った際のクッションフロアが余っていたので、これをコンパネの裏側に貼りました。
コンパネむき出しが嫌な人や、コンパネの木くずが出るのが嫌な人は、裏面に何か貼っておくといいです。
裏側は普段見えない部分なので、外れないようにタッカーを多めに打っています。
最後にイレクタージョイントを4か所にビス留めすればベッド本体の完成♪
4.ベッドの足を作る
折りたたんだセカンドシートの上にベッドを乗せるように設置するので、ベッドを支える大半はセカンドシートになります。(セカンドシートを折りたためば水平になるのでここを有効活用しました。)
セカンドシートだけでも支えられるので、ベッドの足は無くても大丈夫ではあるのですが、ベッド上で移動すると若干バランスが悪いので、より安定するように四隅に足を付けます。
ベッドを支える足の部分はイレクターパイプで作りました。イレクターパイプは様々な用途に使えるので便利です。
パイプをベッドの高さに合わせてカットします。
カットの長さは敷いているフロアマットの厚みによるので、自分の車で実測するのが良いです。
イレクターパイプはディスクグラインダーを使うと、簡単にカット出来ます。
オーダーメイドのフロアマットがおすすめです⇓
カット後にバリが出る場合があるので、やすりで丸めます。
カット出来たら実際に取り付けてみて、不具合が無ければこれでベッド製作は完成です!
上の画像のようにベッド下にスペースが出来るので、ここはカバンや衣類などを収納することが出来ます。こうすればベッドの上をさらに広く使えるのでおすすめです。
ベッド展開
実際に製作したベッドの全体像がこちらです↓
フロント座席の背もたれ部分から、荷室の前側までの部分がすべてベッドになるので、かなり広いスペースがあります。
大人3人が横になれる広さ♪
上の画像のように、以前作ったセカンドシートテーブルもベッド展開時に活用しています。
ベッド展開時用の高さに合わせてテーブルの足を新たに作りました。
休憩時や2人以下の就寝時はテーブルを使い、3人寝るときはテーブルを跳ね上げておけば邪魔にならずに寝ることが出来ます。
この展開したベッドの上に、コールマンの「インフレーターマットハイピーク」を敷いて寝ると、最高の寝心地で熟睡することが出来ます。キャンパーの間で大人気なだけあってとてもいいです。色々なキャンプマットを試してきましたが、これはかなりおすすめです!
今回製作した収納可能なベッドは、普段使用しない時はセカンドシートの座面後ろに立て掛けています。
2枚で分割式になっているのでコンパクトに収まり、この場所ならまったく邪魔になりません♪
釣り遠征や旅行に行った先で、ベッド展開したい時はすぐに車中泊仕様に展開出来るのでとても便利です。
ハイエースのベッドを自作:まとめ
この記事は「【DIY】収納出来るベッドを自作 ~ベッドキットを作ってハイエースで車中泊~」について書きました。
今まで何度も車中泊で使用しましたが、足を伸ばしてもまだまだ余裕がある広さでとても快適です!
ハイエースのスーパーロングサイズであれば常設ベッドでも良いのかもしれませんが、我が家のハイエースはそうではないので、今回の方法が一番車内を広く有効に使える方法だと思います。
使いたいときだけ、ベッド展開できて便利♪
寝たい人とYouTubeを観ながらくつろぎたい人の空間を分けることができ、ソファベッドとの高さもほぼ同じなので荷室スペースへの移動も楽に出来る、部屋のようなキャンピングカーになりました。
ルーフに埋め込んだ調光式のLEDダウンライトも、照らす場所に分けてスイッチのON/OFFができるので、寝ている人側はライトを消して睡眠の邪魔にならないようにすることが可能♪
荷室の居住空間はそのままに、折りたたんだセカンドシート上にベッド展開するというアイデアは他では見たことのない方法なので、もし車中泊ベッドをどうしようかと悩まれている方がいれば参考になれば嬉しいです!
流行りのバンライフ生活にもおすすめです♪
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