どーもレガです!
魚釣りが趣味の方に人気の車、ハイエース。
荷室が広く、釣り道具がたくさん載るハイエースは、釣り竿やクーラーボックスを積み込むのに最適です♪
しかし、たいせつな釣り竿を「ポン」とそのまま置いておくと、何かの拍子に折れてしまわないかと心配になります。
大切なロッド、折れたら大変……
そこで、ワイドミドルルーフの天井スペースを有効活用した、ロッドホルダーを自作しようと思い立ち、オリジナルのロッドホルダーをDIY製作しました!
オリジナルのロッドホルダーを作ろう♪
ということで本記事は「【DIY】ハイエースのルーフにロッドホルダーを自作!~天井スペースを活かしたロッド収納~」について書きました。
- ハイエースで魚釣りに行く人
- ハイエースで釣り竿の収納場所に困っている人
- ロッドを分割せずに収納したい人
- ロッドホルダーを安く自作したい人
ロッドホルダーのDIY方法
ハイエースのロッドホルダーってどうやって作るのかな?
市販品は高いし……
安くて誰でも作れるロッドホルダーの作り方を解説していくよ!
まずは製作の前準備として、材料を準備していきます。
準備したもの
ロッドホルダーの製作にあたり下記の物を準備しました。
- 木材(900×100㎜を1枚 700×100㎜を2枚 板厚10㎜)
- ロッドエンドホルダー(下記参照)
- ビス(3.5×25㎜ 3本)
- ターンナット(TN-5 2個)
- サンドペーパー(180番)
- 洋灯吊り(7個)
- カラー塗料
- 工具(電動ドリル、丸ノコ、卓上丸ノコ)
木材のみホームセンターで購入し、そのほかの物はネットで注文しました。
工具を持っている人は比較的安価に製作できるよ!
ロッドホルダーの製作方法
まずはロッドホルダーのベースプレートとなる木材をカットします。
ベースプレートはロッドを前後の2点で支えるため、ハイエースのフロント側とリア側の2つ作ります。
ハイエースのルーフに直接取り付ける部分!
ロッドが7本収納できるようなサイズで作るため、フロント側700㎜、リア側900㎜をベースとして板材をカットしました。
次に車体の天井クリップ位置を測り、木材に取り付け用の穴をあけます。
この穴を使ってハイエースのルーフにベースプレートを固定します。
天井クリップとは、内装の内貼りを留めてあるクリップのこと!
ロッドホルダーを取り付ける箇所によって、クリップ位置が変わるので自車で計測しましょう。
Φ10㎜のドリルであけました。
木材カットには卓上丸ノコがおすすめ!この丸ノコは安くて精度の高いカットが簡単に出来ます♪
ベースプレートができたら、フロント側のロッド受け取付け部分(画像の②)も切り出します。
2枚の板がベースプレートで、1枚は垂直に取り付ける♪
次にリア側のロッドエンド保持部分を製作します。
リア側のベースプレートにロッド保持用のホルダーを固定します。
7本用を製作するので、7個のホルダーを取付けました。
取付け出来たら、フロント側のプレート(①と②)2枚同士をビスで固定します。左右と真ん中の3か所留めれば十分です。
①と②を固定出来たら、洋灯吊りを②の短辺側へねじ込みます。(木材割れ防止のため、ビス留め位置にあらかじめ3㎜のドリルで下穴をあけておきます。)
この洋灯吊りがロッドの前側を保持します。
ロッドの太さによって、洋灯吊りはそのままではロッドが入らない場合があるので、あらかじめペンチを使って少し受け部分を広げておくと使いやすくなります。
これで木材自体の加工は完了なので、好みによりカラー塗装をします。
塗装は部品組み上げ前にやっておくと塗りやすいです。(記事ではわかりやすくするために組み上げを先にしています。)
以上でロッドホルダー本体の製作は全て出来ましたので、車体へ取り付けて釣り竿を収納していきます。
ハイエースに取付け
車体のクリップを外した所にターンナットを打ち込みます。
以前、ルーフラックを製作した際にはクリップナットを使用しましたが、今回はルーフ裏に手が入らないため、外側からも取り付けられるターンナットを使います。
ターンナットは工具や手が入らない箇所に簡単に取付けられる優れものです。(もしルーフの内貼りを外して取り付ける場合は、クリップナットでも取り付け可能です。)
画期的なナット!
ターンナットは、TN-5というナットを使用。
ボディのクリップ受けがそのままではターンナットが入らないので、Φ10㎜のドリル刃で取付穴を拡張しました。
取付穴は薄いので、力を入れなくても簡単に穴の拡張可能。
拡張出来たらターンナットを入れます。
取り付けるロッドホルダーの板厚が厚い場合は、ターンナット付属のボルトでは長さが足りない場合があるのでM5で長いボルトを用意しておくと無難です。(私はM5×25㎜を使用しました。)
ターンナットが取付けできたらロッドホルダー本体を取付けします。
穴位置を合わせてボルトで留めるだけです。
上を向いての取付けなので、2人でやるとスムーズに取り付け可能です。
1人だと、ちょっとしんどい……
フロント側は、少し装飾を施してこんな感じ↑になりました。
エポキシ接着剤を使用してルアーを固定しています。
中央部には[HIACE]の文字を塗装してみました。
ロッド7本取り付けて収納するとこのような感じになります。太めのショアジギング用ロッドも問題なく収納可能です。
良い感じ♪
また、ロッドホルダーのリア側にはLEDライトも取り付けました。
前後に動かせるので暗い夜間は手元をピンポイントで照らすことが出来ます。
リアゲートにもLEDライトを埋め込んでいるので夜釣りの際の荷物の出し入れもとても快適です。
今回作ったロッドホルダーは、数に限りがありますが「クリーマ」でオーダー受付しています。もし、他とは違うオリジナルのロッドホルダーを、欲しい方がおられたらこちらからどうぞ⇩
ロッドホルダーのカスタム
このロッドホルダーは木製なのでいろいろとカスタム可能です。
下の画像のように、洋灯吊りでハンガー掛けを作ってみました。
温泉後のタオルを干したりして使えるので意外と便利です。
服を掛けたりもできる♪
ハイエースのルーフにロッドホルダーを自作:まとめ
この記事は「【DIY】ハイエースのルーフにロッドホルダーを自作!~天井スペースを活かしたロッド収納~」について書きました。
市販品のロッドホルダーも販売されていますが、これらはルーフよりもだいぶ下側にロッドが来たり、フレームが頭上で邪魔になるので、今回出来るだけルーフベタ付けで邪魔にならないようにオリジナルで製作しました。
結果、車内空間を確保しつつ、釣り竿の置き場に困ることがなくなりとても快適です。(※取り付けて4年が経過しましたがリールが付いた状態でも走行中に落ちてくることも一度もないです。)
また、2ピースロッドなどは分割しなくても、そのままサッと車に乗せられるので連泊での釣行時にとても便利です♪
もしロッドの収納や置き場にお困りの方がいたら、参考になれば嬉しいです!
釣りとハイエース、最高です!
https://custom-diy-hiace.com/make-reel-stand/
この他にもハイエースに関する記事を色々と書いていますので下のボタンからどうぞ!
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