どーもレガです!
ハイエースの純正センターコンソールボックスは、ちょっとした小物の収納には便利なのですが、無駄なスペースも多くて活用しきれないという方も多いと思います。
使い勝手がいまいち……
そこで自分好みにカスタムして、使い勝手のいいコンソールボックスを自作しました♪
アームレストや冷蔵庫を取り付けて、ドライブ中に冷えた飲み物をすぐに取り出せるコンソールボックスにカスタムしたので、ドライブが快適になりました♪
見た目もおしゃれで、かっこよくなった!
ということで本記事は「【DIY】ハイエースのセンターコンソールボックスを自作!冷蔵庫付きで快適ドライブ♪」について書きました。
- 木製でおしゃれなオリジナルのセンターコンソールボックスが作りたい人
- 純正のコンソールボックスを活用しきれていない人
- ドライブを快適にしたい人
ハイエースのコンソールボックス
わたしのハイエースはワイドボディなので、ナローボディと比較するとコンソールボックスの幅も少し広くなっています。
広くなった部分は小物置きスペースとして使えますが、運転席側からは手が届きにくく、助手席専用の小物置きスペースといってもいいくらい不便な作りです。
無駄なスペースになってる…
今まではこの純正コンソールボックスに、自作の「アームレスト」と「ドリンクホルダー」をDIYして取り付けて使っていたのですが、もっと使い勝手を良くするためにオリジナルのセンターコンソールを自作します♪
必要材料の準備
センターコンソールボックスを作るにあたり、必要な材料を準備します。
今回は下記の材料を使用しました。
- 木材(製作するコンソールボックスのサイズに合わせて購入)
- ステンレスドリンクホルダーカップ
- PUレザーシート(合成皮革)
- クッション材
- ビス、M6ボルト
- スライド蝶番
- 塗料&蜜蝋ワックス
- ボンド
- 工具類(丸のこ、ジグソー、トリマー、ドライバドリル、電動サンダー、ベルトサンダー)
- 車載冷凍・冷蔵庫
メインとなる木材は、ヴィンテージ感の出るアカシアウッドを使用。
冷蔵庫の高さ(255㎜)に合わせて作りたかったので、幅250㎜の板材を使いました。
自宅の倉庫に、以前作ったセカンドシートテーブルの端材がいくらか残っていたので、その分木材代を安く済ませられて良かったです♪
オリジナルセンターコンソールボックスの製作
コンソールボックスの取り外し方
まずはサイズを測るために、ハイエース純正のコンソールボックスを取り外します。
ワイドボディの場合は計6か所、ナローボディの場合は計4か所、M6のボルトで固定されていますのでT字10mmレンチで外します。
ボルトを外すだけ♪
ここのエンジンフード部分は以前、防音断熱処理をDIYで行っているので隙間から防音シートが見えています。
ベース底板の作成
純正コンソールボックスが取り外せたら、製作するコンソールボックスの取り付け位置を決めるため、ボルトの間隔を測り、ベースとなる木材に穴あけします。
底板となるベース木材は、余っていた端材を使いました。
穴あけ個所は、ボルト穴の中心間距離を計測して決めたよ♪
少し大きめの穴を開けておいてワッシャーをかませてやれば、取り付け時に万が一、穴が合わなくても微調整の必要がなくて済むのでおすすめです♪
ベース底板のサイズは約60×50cmで作りました。
木材どうしはボンドで接着し、補強のため裏面に梁を渡しました。
エンジンフードのこの部分は、デコボコとしていて水平ではないので、高さを揃えるために裏側の低いところへ木材を取り付けています。
ベース底板の位置決めができたら、実際に冷蔵庫を載せてみて安定感や位置関係を確認。
特にフロントシートとの干渉やエンジンフードを開けられるかどうかの確認は、この時点でしっかりしておかないと後々困ることになるので入念にチェックしておきましょう!
シフトレバーへの干渉も注意!
- 固定位置の穴はシート等に干渉しないことを確認しながら正確にあける
- 穴の大きさは少し大きめに開けておけば、多少ずれても調整できる
- ベースの底板の水平が出るように高さを調整する
- シフトレバーへの干渉も考慮する
コンソールボックスの組み立て
ベースとなる底板ができたら、コンソールボックスの本体を製作し組み上げていきます。
高さは冷蔵庫の高さに合わせて25㎝で製作していきます。
ちょうどこのくらいがアームレストの高さとしても、自分に合う良い感じの高さです。(運転席側はアームレストを作る予定)
購入した木材を好みの形状にジグソーを使ってカットしました。
今回は冷蔵庫の形に合わせてカット!
カットができたらトリマーを使って角を処理します。
トリマーは1台あるといろんな加工ができてめちゃくちゃ便利♪
トリマーの後にサンドペーパーで形を整えて、サンダーで表面をツルツルに研磨したらセンターコンソールボックスの外枠となる加工はOKです!
ゆっくり丁寧に仕上げよう♪
次にステンレスドリンクカップホルダーを埋め込む穴と、スマホホルダー用の溝穴、ボックスティッシュの取り出し口を加工していきます。
あらかじめ加工する部分にドリルで穴を開けて、その穴からジグソーで切り出していきます。
ドリンクホルダーの穴は、わたしはジグソーで穴あけしましたが、自由錐やホールソーで開けるとより綺麗に穴あけできます♪
追記:後日、自在錐も購入してみました♪
ジグソーで開けるよりも早く穴あけできるので、簡単に穴あけしたい方におすすめです!
安い自由錐も売られていますが、芯のブレが大きかったり、切り口がガサガサになるという口コミが多かったので、「神沢の自由錐 K-180F」がおすすめです。
実際に使ってみても綺麗にカット出来ました♪
穴があいたらステンレスドリンクホルダーカップをはめ込みます。3か所設置しました。
ステンレス製ドリンクホルダーを付けるだけでだいぶオシャレ♪
続いてスマホホルダーの溝を、運転席側用と助手席側用の2か所穴あけします。
この段階で一度、外枠まで組み上げてハイエースのコンソールボックス位置に仮取付してみます。
まずはベース底板に壁面となる外枠を、裏面からビスで固定して取り付けていきます。
木割れしないように、下穴をあけてからビス打ちしましょう!
等間隔で適当な個所に打ちました。
この状態でハイエースのコンソール部分に乗せてみて、冷蔵庫も置いて仕上がりのイメージを整えていきます。
なかなかいい感じ♪
フロント側に配置するドリンクホルダーを仮置きして、エアコンパネルやシフトレバーに干渉しないように位置決定します。
位置が決まったら、本体に取り付けます。
ここのドリンクホルダー部分は、中にボックスティッシュを設置したいので、上下に開閉式にしました。ティッシュの取り出し口はドリンクホルダーの下側です。
スペースを活用♪
ここまでできたら、あとは中の仕切りを取り付けて形を整えます。
冷蔵庫の後ろ側とサイドのスペースを、サイズを測りながら小物置きに。
後ろの部分は開閉式にして、サイドのスペースはクッションを使ってアームレストにします。
冷蔵庫後ろ側は、冷蔵庫の配線を通しすための穴をあけました。
わたしのハイエースはフロントとリアに100Vのコンセントがついているので、今回取り付ける冷蔵庫の電源はフロントのコンセントから取ることにします。
この冷蔵庫の使用は、ドライブ中を想定しているので、現時点ではエンジンをかけているときだけの通電にしていますが、使いながら状況をみてサブバッテリーからの給電も考えています。
リアに設置している冷蔵庫は、サブバッテリーと車両電源を切り替えて使っているよ♪
↓ハイエースに乗せて冷蔵庫も設置してみました。イメージ通りの仕上がりになってきました♪
次にアームレストを作っていきます。アームレストは端材の木材と、クッション材、PUレザーシート(合成皮革)で作ります。
コンソールボックスのサイズに合わせてカットした木材に、クッション材をのせてレザーシートを貼っていきます。
しわにならないように伸ばしながら、ピンと張った状態で裏側をタッカーで留めましょう♪
強めに張ると綺麗にできるよ♪
わたしは固めのクッション材を入れましたが、ふかふかのアームレストにしたい場合は、柔らかいクッション材を入れればふかふかになります。
出来上がりがこんな感じ⇩
シンプルなブラックレザーにしてみました。
このアームレスト部分をスライド蝶番を使って、開閉式にすることで小物入れのフタの役割も担います。
フタ付き収納♪
ハイエースがダークプライム2なので、これに合わせてコンソールボックスも渋めのカラー(ウォルナット)に塗装をしました。
塗装が乾いたら、蜜蝋ワックスを塗って自然な光沢がでるように仕上げます♪
ワックスが乾いたら、スライド蝶番を使ってコンソールボックスとアームレストを固定し、再度組み上げたらオリジナルの冷蔵庫付きセンターコンソールボックスの完成です♪
かっこよくできた!
アームレストをもう少し柔らかくしたかったので、後日クッションを追加変更しました。
ふかふかになって、乗せ心地が良くなりました♪
ハイエースに取り付ける
完成したコンソールボックスをさっそく、ハイエースに取り付けていきます。
取り付けは簡単で、ボルトで固定するだけ♪
純正コンソールボックスは6か所で留まっていましたが、そこまでガッチリ留めなくても十分なので、4か所でボルト留めしています。
3か所でもいいかも!
なかなかおしゃれに仕上がって、自己満足いく出来となりました♪
この冷蔵庫は容量9Lで、-20~20℃の範囲で温度設定可能です。AC/DC両電源に対応しているので、家庭用コンセントでもシガープラグでも使うことができます。
動作音もほとんど聞こえず、車のバッテリーが減少したら自動的に電源オフとなる、低電圧保護機能が付いているので、バッテリー上がりを気にせず安心して使用できます♪
コンソールボックスの運転席側の小物入れ収納部分は、スマホなどを置いておけるようにこんな感じになりました⇩
底板に穴をあけて、スマホの充電ケーブルを通しています。
ワイヤレスのQi充電器を埋め込んで、置くだけ充電にしようかとも考えたのですが、車が揺れると安定して充電できない可能性があると思ったので、無難にケーブル充電にしています。
設置している冷蔵庫は、以前購入していて助手席に置いたりセカンドシートに置いて使っていましたが、今後は余計なスペースを取ることなくスマートに使うことができます♪
フロント席でもセカンドシートからでも、冷蔵庫に手が届く♪
ハイエースでの長距離ドライブがさらに快適になりました!
ハイエースのセンターコンソールボックスDIYまとめ
この記事では「【DIY】ハイエースのセンターコンソールボックスを自作!冷蔵庫付きで快適ドライブ♪」について書きました。
オリジナルのセンターコンソールボックスをDIYすることで、世界に1つの自分専用のコンソールボックスを作ることができます。
今回わたしは冷蔵庫を取り付けましたが、ほかにもアイデア次第でいろんな工夫ができると思います。
自分仕様のオリジナルハイエース作りの参考になれば嬉しいです♪
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