どーもレガです!
ハイエースのオイル交換、みなさんはどうしてますか?
ディーラーや車屋さんに頼んでいる方も多いと思います。
もし、自分でオイル交換出来たら、おうちで格安にオイル交換を済ませられますよ♪
オイル交換を自分でやってみたいけど、出来るかなぁ?
誰でも出来るように説明するよ!
ということで本記事は「【簡単!】200系ハイエースのオイル交換!~ディーゼルエンジンのメンテナンス~」について書きました。
オイル交換の下準備
日々、車を乗るうえで最も身近なメンテナンスの1つがオイル交換です。
もしオイル交換をしないとエンジンに不調をきたすので、定期的な交換が必須。
今回は私の5型ハイエース、ディーゼルエンジン車で説明していきます。
4型、6型、7型のハイエースも同じ方法になります♪
ハイエースのオイル
まずはオイル交換に必要な基本的な情報から見ていきましょう。
オイル交換の距離・頻度
オイル交換サイクルの距離目安はマニュアルによれば、距離20,000kmごともしくは12か月ごとと記載があります。
ディーラーでは距離5,000kmごとの頻度で、交換推奨しているところが多いようです。
なので私は少し手前の「4,000㎞を超えたらそろそろ交換時期だな」と思い、時間を見つけて交換するようにしています。
大切に永く乗りたいと思うので、早いサイクル頻度での交換がおすすめ♪
早めの距離のオイル交換で、エンジンを健康に!
オイルの種類
オイル交換と言ってもオイルには様々な種類があり、クリーンディーゼル車であるハイエースのオイルはDL-1という規格のオイルを使用する必要があります。
もし、DL-1対応以外のオイルを使用してしまうと、DPFという排ガス浄化装置が故障してしまいますので、必ず対応品を使用しましょう。
どれを買えば良いかわからない方は、下⇓のオイルから選べばOK♪
↑いろいろ試した中で、エンジンの調子が一番良い高品質オイルです♪
↑トヨタのディーラーでも使われている、純正オイル。
必要最低限でOKな方は、これにしておけば安心♪
オイル量
5型ディーゼルエンジンのハイエースのオイル規定量は、オイル交換のみであれば5.5L、オイルエレメントも同時に交換する場合は6.1Lが適正なオイル量です。
上のペール缶の容量は20Lなので、これ1つでおおよそ3回オイル交換ができる量になります。
ディーラーでオイル交換を依頼すると、7,000円~8,000円ほどの交換費用が掛かるようですので、ネットで購入して自分で交換すればかなりの節約になります。
ハイエースのオイルエレメント
オイルに混じった、ゴミや不純物を取り除くためのフィルターのことを、オイルエレメントと言います。
オイルを綺麗に保つためには重要なパーツとなりますので、これはオイル交換の2回に1回の頻度で交換してあげましょう。
もう一つ、ドレンボルトというオイルパン(オイルが入っているところ)との密着性を確保するために毎回交換する、ドレンパッキン(ガスケット)も用意しておきます。
数百円で入手可能♪
交換するものは上記の3点だけなので、手持ちの工具がある方はこれだけあれば、自分でハイエースのオイル交換が出来ます。
もし工具などの手持ちがない方は下の工具類もチェックしてみてください。
ひとつ持っていると色々と使えます
手の届かないところに必要です
ドレンボルト脱着で使います。
エレメント交換時にカバー外しで使います。
5Lがベストです
6L抜けるので8L以上を用意しましょう
ハイエースのオイル&エレメント交換作業
では、作業に移りましょう!
まずは車両の下に潜れるスペースを確保します。
私は自作のスロープを、木材で作って使っています。
純正車高でもスペースが無く作業はきついので、市販品のカースロープやジャッキを使っての作業がベスト♪
車の下にスペースを確保したら、エンジンフードとなっている助手席のシートを跳ね上げます。
ハイエースやキャラバンは、キャブオーバーといってエンジンの上にシートがある形状なので、助手席のカバーをめくったところにある、シートロック2か所のロックを外せばシートが持ち上がります。
助手席側面にある固定部品で、Bピラーの突起に引っ掛けて持ち上げたシートを仮固定します。
この状態でシート下のエンジンが見えますので、オイル投入口のフィラーキャップを緩め、オイルのレベルゲージを少し抜きあげておきます。
こうすることでオイルパン内にエアが通り、オイルが早く綺麗に抜けるようになります。
次に車体の下へ潜ります。運転席側から覗き込むと黒いカバーが見えます。
オイル交換のみの作業でエレメント交換しない場合は、このカバーを外す必要はありません。カバーの穴からオイルのみ抜けるようになっています。
このカバーは12㎜のボルトで固定されているので外していきます。
ここでポイント!すべてのボルトを外すと取付けの際に苦労するので、すべてのボルトは外さずに1つだけ残しておきます。
どれを残すかというと、この画像⇓の赤丸の部分だけ残します。
すると下画像のようにカバーが宙ぶらりんの状態になるので、片手だけでも取付け時に作業が出来るようになり、オイル交換後の取付作業を簡略化出来ます。
作業が簡単になるよ!
カバーが外せたらオイルを抜いていきます。
14㎜のソケットを使ってドレンボルトを緩めます。
するとオイルが出てくるのでオイル受けで受け止めます。
これは前回の交換から約4,000km走行した古いオイルです。
ディーゼル車はすぐに真っ黒になりますね。
オイル交換後の廃油は、なじみのガソリンスタンドへ持って行くか、廃油処理ボックスを利用して可燃ごみで捨てましょう。
ハイエースの廃油は量が多く、ガソリンスタンドへ持って行くのはなかなか大変なので、廃油処理ボックスの方がおすすめです♪
オイルが抜けたら、新しいドレンパッキンをドレンボルトにはめて締めこみます。
本来であればトルクレンチを使用するのが最善策ではありますが、持ち合わせていない方がほとんどだと思いますので硬く締めすぎない程度に締めればOKです。
規定締め付けトルクは25.0N・mです。正確に作業したい方は参考に!
次はオイルエレメントを交換します。
エレメントはオイルパンの横あたり(下画像赤丸)の位置にあります。
オイルフィルターレンチを使って外すか、9.5㎜のラチェットハンドルで直接回せば外れます。
オイル排出ドレンを使ってエレメント内のオイルを排出するのが一般的ですが、私はそのままフィルターカップごと外しています。
多少オイルが落ちてきますが、その方が作業が早いです。
フィルターカップを外すと中に汚れたエレメントが入っていますので、取り出して新しいエレメントと交換します。
フィルターカップの外側についている大きなゴムリングも一緒に交換するのを忘れないようにしましょう!
このゴムリングには新油を薄く塗って馴染ませておきます。
こうすることで密着度が増し、次回の取り外し時に固着するのを防ぐことが出来ます。
あとは外したのと逆の手順で取付けます。
この時、フィルターカップは最後まで締めこむと止まるので、止まるところまで締めこみましょう!
取付けは手で直接回して締めるのが簡単です!
フィルターレンチを使わなくても簡単に締めこむことが出来るので、手で回してしまいましょう。
あとは外したカバーを元に戻せば、これで車体下での作業は終了です。
最後にもう一度、ドレンボルトとオイルエレメントがきちんと取り付けられているか確認しよう!
次はオイルの注入をしていきます。
最初に空けた、助手席のオイル投入口から新油を入れます。
こぼれないように注意して入れましょう。
規定のオイル量は、トヨタ公式サイトの取扱説明書をcheck!
規定量を入れたら、エンジンをかけて数分経ってからオイルレベルゲージで量を確認します。
オイルレベルゲージの2つの〇の間に、オイルの線が収まっていれば適正量になります。
最後にオイルフィラーキャップとオイルレベルゲージをきちんと取り付けたことを確認すればオイルとエレメント交換の完了になります!
ハイエースDIYのオイル交換費用は?
今回のオイル&エレメント交換でかかった費用を計算すると、総額約4,000円でした。
ディーラーやカーショップに交換依頼すると8,000円程度の費用がかかるようですので、自分でDIY交換すると約半額の金額で交換できることになります。
2回に1回のオイル交換が無料になるのと同じなので、なかなかのインパクトがあります。
DIYでオイル&エレメント交換費用を削減!
ディーゼルエンジンのオイル交換:まとめ
ということでこの記事は「【簡単!】200系ハイエースのオイル交換!~ディーゼルエンジンのメンテナンス~」について書きました。
もっとも身近なメンテナンスであるオイル交換が自分で出来ると、車の状態を知ることもできますし、何より安く維持費を抑えられます。
もし工具類が手持ちになかったとしても、一度購入してしまえばすぐに元が取れてしまうので、とてもおすすめです!
難しい作業ではないのでぜひチャレンジしてみてください!
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