どーもレガです!
ハイエースは商用車ベースの車とだけあって、走行ノイズやオーディオの音漏れ、夏は暑く冬は寒いといった悩みを抱えている方も多いと思います。
そこで今回はこれらの悩みを解決すべく、フロントドアの防音と断熱作業を行ないました!
効果アリなおすすめの内容ですので、ぜひ参考にしてみてください♪
走行音は小さくなり、エアコンの効きが改善されて車内が快適になりますよ!
ハイエースの車内、快適とは言えないよね…
防音・断熱施工して快適にしよう!
- ロードノイズを低減したい人
- 音楽を快適に聴きたい人
- エアコンの効きを向上させたい人
- 車中泊を快適にしたい人
- ドアを閉めたときに高級車のような音を楽しみたい人
防音作業
防音・断熱作業をしていくには、先に断熱施工をしてしまうとデッドニング施工ができなくなるので、まずは車内を静かにするためのデッドニング作業から行います。
レジェトレックス貼り付け
作業へ入る前に、あらかじめネットで材料をそろえておきます。
まずは制振材であるレジェトレックスの施工から行います。
レジェトレックスをドアパネルに貼ることで、ドアに厚みを持たせられるので、ドアパネル自体の振動を抑制する効果が期待できます。
共振やビビりが軽減されるよ!
貼り付ける前に、しっかりと圧着させるため、貼り付ける箇所の油分をきれいに除去します。油分除去にはパーツクリーナーを使用しました。
パーツクリーナーが乾くのを待つ間、貼り付けたい箇所の大きさに合わせてレジェトレックスをハサミでカットします。
レジェトレックスはハサミで簡単に切ることができます。(※ハサミはベタベタになりほぼ使えなくなるので古いハサミの使用をお勧めします。)
レジェトレックスを貼る位置はフロントドアを車外から「コンコンっ」と叩いてみて、軽い音がする場所を目安に貼っていきます。
軽い音がするということは鉄板が薄くて肉薄であることを意味していますので、ここを中心に貼っていけば高い防音効果が見込めます。
薄いドアパネルに厚みを持たせるイメージだね!
貼り付ける位置が決まったら、車内側から外側に向けてしっかりと圧着していきます。
きちんと圧着しないと効果が半減してしまいますので、確実に圧着しましょう。(圧着ローラーを用いると簡単に施工出来ます。)
ハイエースのドアパネルは作業ホールが小さく、手の届く範囲が少ないのであまり多くは施工出来ないかもしれませんが、手の届く範囲で施工すればOKです!
施工した後はドアを閉めた時、「バフっ!」と高級車の様な音へと変わり、確実に効果を体感できます!
- 軽い音がする位置をメインに張り付ける
- 圧着してドアパネルと一体化させる
スピーカー裏へ吸音材貼りつけ
続いてフロントスピーカーの裏側へ吸音材を貼り付けます。
吸音材をスピーカーの裏側へ貼ることで、不必要なドアパネルの共振を防ぎ、車外への音漏れを小さくすることができます。
音楽スタジオの壁にもたくさん貼られてる♪
ここまで防音作業を進めると、施工前と施工後で車外の音漏れ具合を聴き比べると、明らかに音漏れが小さくなっていることがわかります。
吸音材を張り付けるメリットは、スピーカー裏側へ進む音を吸収し、前側へと音が伝わりやすくなることです。
これにより無駄な反響音がなくなりクリアな音質になります。
上記の作業だけでオーディオの音量を前ほど上げなくても、音がはっきりと聴こえるようになり、十分効果が体感できました!
ハイエースのスピーカーの交換と合わせて作業すれば一石二鳥です♪
断熱作業
次に断熱作業です。断熱作業にはアルミ製の断熱マットを使います。
ここでひとつ注意点があります。
キャンピングカーの断熱材にはグラスウールがよく用いられるのですが、ハイエースに限らず、車のフロントドアは窓ガラスを上下させますので密閉状態とはならず、雨や洗車の水が少なからず入り込みます。
雨の翌日にドアパネルの内側を見たら濡れていることがあるよ。。。
その水分によりグラスウールがカビてしまう恐れがあると考えられますので、フロントドアの断熱には、グラスウールを用いていません。(※後部座席以降はグラスウールも使用しています。)
上記の理由から、フロントドアへの断熱作業は、レジェトレックスの上から断熱マットを貼れる範囲に貼るだけにしています。
作業としては軽めに断熱マットを貼り付けたのみです。
貼り付けできたら、内張の外し方の逆の作業で組み上げていけば作業完了です。
防音・断熱施工の結果:防音に効果大!
断熱についてはフロントドアだけでは大きな変化はわかりませんでしたが、防音・デッドニングの効果は施工前とは明らかに違うことが体感できました!(エアコンの効きは良くなりました。)
まずスピーカーからの音がクリアに聴こえる様になり、対向車とのすれ違い時の風音が明らかに小さくなっています。
車外への音漏れも減り、ドアを閉めたときに空気の厚みが増したような感覚も覚えました。
ただ、その分エンジン音が目立つようになったので、後に、エンジン部分のデッドニング・断熱の作業を行いました。
こちらはシートもセンターコンソールも全て剥がして作業したので大変でした…
とにもかくにもフロントドアの防音・断熱施工はぜひおすすめしたい作業のひとつです!
確実にハイエースライフが向上しますので、皆さまもぜひDIYにチャレンジしてみてください!
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